タコ釣りを始めよう PEライン

これからタコ釣りを始めようとする方にとって、「PEは3号から5号を巻いておけば大丈夫」と言われても、いざPEを選ぶとなるとどれにしたらよいか、少なからず悩んでしまうこともあるかと思います。よってここでは、「PEは3号~5号」に少しだけ個人的見解をプラスしてみたいと思います。

一口に「PE」と言っても、いろんなメーカーから出ていますし、また、店舗によって置いてあるものもまちまちです。しかながら、3号はともかく4号以上のPEとなると種類はさほど多くありません。その中にタコ釣り専用PEでもあれば何も考えずにそれを選べばよいのかもしれませんが、残念なことにそんなものは見たことがありません。したがって、あるものの中からタコ釣り用にPEを選んでいくことになります。

では、どれを選べばよいのか、タコの釣り方からアプローチしてみたいと思います。

まずは岸ダコから。
岸ダコだけをされるのであれば、はっきり言って3号以上であればどんなPEでもかまいません。海底まで届けばいいだけなので糸巻量もそんなに気にする必要がなく、号数を上げても問題ありません。ただし、タコ釣り仕掛けにPE直結の場合は、ラインが根ズレにより傷んでくると強度確保のためその部分をカットし、あらためて直結する必要があり、結果として少しずつ糸巻量が減少していくことになります。海底まで届かなくなったら岸ダコ終了となりますので、PE直結でタコ釣りをされる場合には、一応このことを頭に入れておいた方がいいと思います。

次にキャスタコ。
キャスタコは、岸ダコの「高さ」にキャストによる「距離」が加わりますので、所持しているリールのラインキャパによって号数(糸巻量)を考えなければなりません。岸ダコに比べて途中の根石に擦られて高切れする危険性も高まりますし、また、PE直結の場合には岸ダコと同様に根ズレカットによる糸巻量減少も考えられます。キャスタコの糸巻量が足りなくなるとその日は岸ダコになりますので、万一高切れしてしまっても大丈夫なように、PE選びの段階で号数(糸巻量)を検討する必要があります。そのためには、リールのラインキャパの把握は絶対となります。そして、さらに欲を言えば、PEの滑りがよければ飛距離が伸びるのでなおのこと良しです。

このように書くと、キャスタコにおけるPE選びは大変そうに思われるかもしれません。ですが、ラインキャパはインターネットや説明書等から簡単に把握できますし、一度リールに合った号数で適確な長さのPEを巻きさえすれば、以後はその号数を同じ長さだけ巻けばいいだけですので、決して大変なことではありません。
キャスタコにおいてPE選びを困難にさせているのは、4号以上のPEが道糸売り場にあまり置かれていないこと、たとえ置かれてあったとしても滑り具合が期待できそうにないものが多いことが原因だと思います。

しかしながら、これらを一挙に解決するPEがあります。それは、ブラックバスや雷魚用のPEです。使い勝手の良い70m~80mのものが置かれています。通常の道糸売り場ではなくブラックバスコーナーに置いてあるので、ブラバスに全く興味がない方には発見することすらできないかもしれません。ピンポイントキャストが求められるブラバス用なので当然滑りもよく、あとはリールのラインキャパに号数を合わせるだけです。
(私自身は、バス釣りはしたことはないです。気に入ったPEが見つからなかったので、適当にお店探索をしていたら偶然見つけました。)

タコ用のPEにブラバス・雷魚用PEを選ぶなんて不思議な印象を持たれるかもしれませんが、PE選びに悩まれた際には、ブラックバスコーナーに足を運んでみてください。きっとお持ちのリールに合ったPEが見つかると思います。

今回の新調したリールに巻いたPE。

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2814727&ref=rv_carousel#

タコ釣りを始めて一番最初に巻いたPE。これは本当に強くて、たまたまかもしれませんが根がかりしても仕掛け回収率が異常に高かった。でも、今はもうお店に置いてない。置いてあれば、おそらく常に第一候補。少し値は張るけど、仕掛けロストを考えると高すぎることはないと思う。

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2431972&ref=rv_carousel#

これは念のため必ず1つ携帯しています。この価格帯でも十分。(リンク先はなぜか6号ですのでご注意を。「サイズ」部分で号数変更可能です。)

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2771950&ref=rv_carousel#

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