タコ釣りを始めよう タコの締め方 タコの内臓処理の仕方 タコの持ち帰り方

タコが釣れたら、美味しくいただくために、きちんと締めて持ち帰りましょう。

【タコの締め方】
タコの締め方ですが、基本は目と目の間にナイフを刺します。その他、こめかみ部分にボクシングのフックの要領で横からナイフを入れる方法でも締まりますし、裏返った際に口の横からナイフを斜め内向きに入れるという方法でも締まります。
私は、締まるメカニズムについてはよく分かっていないのですが、図鑑によると、タコは、口から脳に神経がつながっているとのことです。つまり、目と目の間に脳があり、この脳もしくは脳につながっている神経にナイフが入ることによって締まるのではないかと思います。こめかみに横からや口の横からであっても締まるのは、ナイフが脳まで達したもしくは視神経等を遮断したからであり、口から脳への神経を遮断したからではないかと思っています。ただし、すべて私の勝手な推測ですので、間違っていたらすみません。
きちんと締まれば体の色が白く変色します。体の半分だけ白くなることもありますが、半分だけ締まっている状態なのかどうかは不明です。私自身は、一応体全体が白く変色するまで締めるようにしています。なお、一発で体の全部を締めることができるのは本当に上手な方だけですので、締めるのに複数回かかっても気にする必要はありません。
当然のことですが、ナイフを使用しますので十分お気を付けください。

【タコの内臓処理の仕方】
タコを締めたら、続いて内臓の処理に取り掛かります。
まず、タコの頭の真後ろに頭と胴体を接続している腱がありますので、人差し指を引っ掛けるようにして切断します。そうすることで頭をひっくり返せるようになります。頭をひっくり返したら内臓があらわになりますので、引っ付いている部分を上から順に切断して剥がしていきます。引っ付いている部分は左右対称なので、上から順にやればまず見落とすことはありませんし、手で簡単に剥がれますのでそんなに難しい作業ではありません。最後の根元の腱まで切断したら内臓が棒状になりますので、これを抜き取って完了となります。抜き取る際のコツですが、薬指、小指だけで棒状の下部分をつかみ、下から斜め上に持ち上げるようにすると簡単に抜き取ることができます。上から抜き取るのは、墨袋が破れやすくなるのでしない方がいいです。
内臓処理をする理由は、「タコは内臓から傷んでいく」と言われているからなのですが、タコ釣りにも時合いがあります。内臓処理をしていたら逃してしまう可能性もありますので、数釣りが見込める場合には締めるだけは締めておいて、内臓処理は時合いが終わった後に行ってもいいと思います。

【タコの持ち帰り方】
内臓処理が終われば、ナイロン袋に手を入れてタコをつかみ、ナイロン袋を裏返して口を結びます。口を結んだタコ入りナイロン袋を別のナイロン袋に入れ、二重ナイロンの状態でクーラーボックスで持ち帰ります。二重ナイロンにする理由ですが、内臓処理時に手でタコに触っているので、タコ入り裏返し一重ナイロンの外側には手の汚れが付いていることになります。したがって、一重のままだとクーラーボックスが汚れるので、二重ナイロン状態にして持ち帰るというわけです。この方法なら、クーラーボックスを洗う必要がありません。
持ち帰ったタコは、即日調理する場合を除き二重ナイロン状態のまま冷凍庫にて保存します。このとき、外側ナイロンに釣った日を書いたメモを入れておくと、調理の際に古い順に取り出しやすくなります。

以上が、タコの締め方や持ち帰り方になります。きっちり締めて持ち帰り、美味しくいただきましょう。

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