タコ釣りを始めよう タコ釣り仕掛け(タコジグ・タコエギ・タコルアー)

タコ竿とリールの準備ができたら、次はタコ釣りの仕掛けです。

タコ釣りの仕掛けには様々な種類がありますが、おかっぱりからのタコ釣りの方法は二つしかありません。すなわち、岸ダコ(壁際のタコ釣り)とキャスタコ(キャストによるタコ釣り)です。よって、タコ釣りの仕掛け選びは、各種仕掛けをこの二つの釣り方に落とし込み、ポイントに見合った仕掛けを選んでいくということになります。

【タコジグ】
岸ダコに使う仕掛けです。キャスタコでも使用できないことはないのですが、砂地等でない限り高確率で根がかりしてしまいますので、岸ダコ専用だと思ってください。
タコジグも各メーカーからいろんなものが出ていますが、正直どれでも釣れますので安価なものでかまいません。ただし、スカート部分が開かないようなものは極端に釣果が落ちますので、いくら安くても購入しない方がいいです。
一応、おすすめ第1位は、ヤマシタのタコゆらハンターの黄色です。昼夜を問わず釣れます。針がかりの根がかりの場合には、針が曲がってくれて回収率も高いと感じています。
第2位は、ハヤブサのラバだまです。

【タコエギ】
岸ダコ、キャスタコ両方に使えます。タコエギもいろんなものが出ており、各メーカーはタコエギのシンカーの位置や音・光・飾りつけ等のオプション機能で独自色を出されています。高価なものほどオプション機能が多く、タコに対するアピール度も上がるものと推測されます。ただし、安価なものでも十分釣れます。また、岸ダコに使うのであればシンカーの位置にそこまで気を遣う必要はありません。
しかし、キャスタコに使う場合はシンカーの位置は重要です。なぜなら、シンカーの位置と海底の形状の相性が悪いと根がかり率が上がってしまうからです。したがって、ポイントに合ったタコエギを選択する必要が出てきます。といっても、これからタコ釣りを始めようという方が海底の形状を把握されているはずがありませんので、そういった場合はダウンショット型のタコエギから始めてみましょう。ダウンショット型タコエギであれば、根石と根石との間にシンカーが入り込んでしまったとしても、シンカーを残して本体部分の回収ができる可能性があります。そして、十分海底の形状を把握したら、よりポイントに見合ったタコエギを投入すればいいと思います。

ダウンショット型

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2522686&ref=rv_carousel#

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2722628#

先シンカー・アピール重視型

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2732144#

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2866764#

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2800849#

【タコルアー】
タコジグ・タコエギも、大きなくくりではタコルアーだとは思いますが、ここではタコジグ・タコエギ以外について述べたいと思います。
タコジグ・タコエギ以外でもっとも有名なのは、デビルシリーズではないかと思います。本当によく考えられた仕掛けであり、上手に扱えば長く使用できて安上がりになるため愛用者も多いです。そのうえ、重いだけと言われるタコ釣りにおいて釣り味まで満喫させてくれる優れものです。しかしながら、これからタコ釣りを始められる方にはあまりおすすめしません。なぜなら、タコ釣り仕掛けとしては高額なものであり、根がかりロストの場合に受けるダメージが大きいからです。タコがたくさん釣れた後ならともかく、釣れる前のロストとなるとタコ釣りを嫌いになってしまうおそれもありますので、海底の形状を把握するまでは安価な仕掛けをおすすめしておきます。ちなみに、私はデビルエイトよりもデビルパラシュートの方をよく使っています。

https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=9921654&ref=rv_carousel#

私の釣果報告の中で、タコーレの移った写真があるかと思います。光と音が魅力で使っていますが、お尻部分が根石に挟まると回収は極めて困難です。それは他の仕掛けでも同じなので目をつぶるとして、別の不満な点として針の軸の接着が弱いことが挙げられます。結構長めの軸なのですが、針が左右にぶれたり、最悪の場合は軸ごと抜け落ちたりしてしまいます。針が左右にぶれるのは根がかり解消のための仕様の可能性もありますが、大型のタコが掛かって軸ごと抜けてバレてしまったこともあるので、こまめにチェックする必要があります。なお、シンカーをいったん取り外して、ダウンショット型に変更することは可能です。

いわゆるタコテンヤについてですが、使ったことがありません。ただし、夏のハイシーズンになると、地元の方がテンヤを手で投げ入れて手釣りをされているのをよく目にしますので、一定の釣果があるものと思われます。

以上、タコ釣りの参考になれば。

にほんブログ村 釣りブログ タコ釣りへ
にほんブログ村にて奮闘中。がんばれクリックをお願いします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。